2007年4月26日木曜日

Praktica MTL5 露出計調整

日中散髪。さっぱり。

3段ほどアンダーだったPraktica MTL5の露出計を調整。
Webサイトをあちこち散見したが具体的な調整方法の記載が見つからず、実機の露出計基板を調べて確認、調整。

いわゆるホイートストンブリッジ型の露出計。
測定対象となる抵抗がCdSセルで、シャッタースピード調整ダイヤルが、ガルバノメーターを挟んだ向かい側の2つの抵抗を段階的に変更する仕組み。
露出計基板には調整用に3つの可変抵抗が実装されていた。


写真下側がレンズマウント。白円で示した穴の部分にそれぞれ可変抵抗がある。
露出計の感度が直線的に下がっているならば、VR1の調整のみで良いはず。時計方向に回すと感度増、反時計回りで感度減となる。
部屋の壁面を測光しながら調整。

厳密には感度の減衰は直線的ではないと考えられ、VR2,3の校正も必要とは思うが、調整用の測光対象もいいかげんなので深追いしない。
単体露出計での測光値と比較したが実用差し支えない精度が出ており、結果は良好。

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