2008年11月12日水曜日

寝て待つ

ヘリコイドの回転ムラ落ち着く。
石鹸系、鉱物系からフッ素系のグリスに入れ替えたときは特になじみが遅い、
3~4日様子を見たほうが良い。

普段行っているグリスアップの手順。

1. ヘリコイドを分解。回転量の記録と基準位置のマーキングを忘れないこと。
2. ベンジンを含ませたウェスで汚れたグリスを拭う。もしくはベンジン槽にドブ漬けする。
3. 竹串で溝一本一本のグリスを掻き出す。
4. 再度ベンジンを含ませたウェスで清掃。
5. 鏡筒内を再塗装するときは歯ブラシを使って中性洗剤で洗っておく。
6. 乾かす。
7. アイシャドー用のチップを使ってグリスを塗布。厚塗りせず油膜を作る程度でよい。綿棒は繊維が残るので使わない。好みによるがヘリコイド直径の大きなものは軽めのグリスを入れる。直径が小さいもの、ピッチの小さいヘリコイドには固めを入れる。また、回転ムラが気になる時は固めのグリスに入れ替える。
8. 組み立て。
9. 回す。

普段ヘリコイドにはフッ素系のグリスを使っているが、
高価で欲しいちょう度のものが無かったりする、
自転車のベアリング用のグリス(大概石鹸系)が種類も豊富、安価でよい結果が得られるのでお勧めできる。
模型稼動部用は大概軽すぎる、ラジコンのディファレンシャルギア用グリスの番手の大きなものはマニュアルフォーカスのヘリコイドにも用いることが出来るだろう。

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